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人見知りがインド行ったら人生変わった【第10話】出会いは突然に

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インドは、最低で、最低で×100、最高な国だった。これは人見知りがインドに行って人生が変わった話。

 

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僕は電車に乗って「コンノートプレイス」に向かった。

 

 

ホテルの最寄駅から「コンノートプレイス」までは、たった3駅くらいだった。

 

 

コンノートプレイスを東京の街で例えるならば、新宿とか渋谷みたいな繁華街だ。

 

 

 

僕は「エア・インディア」のオフィスに向かった。なぜなら、僕の買ったチケットは「リコンファーム」というものをしなければダメらしい。

 

 

仕組みはよく分からないけど、日本とニューデリーの往復チケットを買ったのに、「帰りもその便に乗ります。」という手続きをしないと、勝手にキャンセルになってしまうチケットらしい。

 

 

帰りの便に乗れなくなったら、会社の入社式に出られなくなってしまう。それは何としても避けなくてはならない。

 

 

「おい、あいつはどうした。あの色白の新入社員。」

 

「あ、はい、実は今インドにいるらしいです。」

 

「そっか、わかった。じゃあもうそいつはクビでいいや。」的な流れになってもおかしくない。

 

 

僕は英語は全然話せないけど、エア・インディアのオフィスに行って、「僕は帰りの便にも乗ります。だから、リコンファームをしてください!」と言う必要があった。

 

 

もうね、相対性理論より意味不明すぎる。

 

 

愛読書、そして名著、「インドの地球の歩き方」を観ながら、コンノートプレイスを歩き回った。

 

 

「おそらくここかな?」という場所の前を何度も通ったけれど、エア・インディアのオフィスは見当たらなかった。

 

 

40度くらいの猛暑の中、僕は2時間くらいエア・インディアを探して、さまよい歩いた。

 

 

途中、暑すぎて、公園の芝生に座り込んだ。

 

 

すると、何ともガラの悪そうなインド人が僕に話しかけてきた。

 

 

「お前、彼女はいるのか?」とインド人は僕に聞いた。

 

 

「いるよ。」と僕は答えた。

 

 

「写真を見せろ。」とインド人の2人組は僕に言った。

 

 

「これだよ。」と言って僕は自分の元カノの写真を見せた。

 

 

「おぉ、可愛いな」とそのインド人は言った。

 

 

その後、ひどく下品な会話を3人でしてから、そのインド人の2人組は満足そうにどこかに去っていった。

 

 

「何だったんだ。今のは!」

 

 

僕はキツネにつままれている気持ちにもなったし、インド人に対しては人見知りが少し解消されているのではないかとも思った。

 

 

きっと、あまりの暑さで頭がボーッとしているのかもしれない。

 

 

けれど、今は何も考えずに、誰とも話さずに一人でボーッとしていたいと思った。

 

 

すると、数分もしないうちに僕の目の前には別のインド人が現れた。

 

 

「ハロー、ワタクシ、、耳かきチャンピオンですね!」

 

 

 

「な、、なんだって!!??」

 

 

 

「う、、うそだろ!?」

 

 

 

今、、僕の目の前に、、

 

 

 

耳かきチャンピオンが現れた。。。

 

 

 

つづく。。。

 

 

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