【ヴィクトリア】という地名が世界に多い理由。
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世界にはVictoriaという地名がたくさんあります。今日は、理由とか場所をざっくり解説していきます。
なぜVictoriaという地名が世界には多いのか?
先ずは理由を説明します。
なぜVictoriaという地名が世界にたくさんあるかというと、イギリスが関係します。昔イギリスにVictoriaという女王がいました。
その頃イギリスはイケイケな状態で世界中に領土や植民地を持っていました。そして地名とか大きな滝とかにヴィクトリア という名前をつけていくようになりました。
では実際にどれくらいあるのでしょうか?
(ビクトリアとも言います。)
1、カナダBC州ビクトリア
カナダにあるブリティッシュコロンビア州の州都である街Victoriaは以前イギリスの統治下にありました。
人口は多くはないものの、今でもイギリスの文化を色濃く残しており、街にはアフタヌーンティーやアンティークの店が多くあります。そのことからイギリスよりもイギリスらしい街とも呼ばれています。
2、オーストラリアのビクトリア州
オーストラリアのバララットという所から金が発見され、それに伴い人口が増えました。その後イギリスの植民地政府ができた時の女王がビクトリア女王だったのでビクトリアと名付けられました。
代表的な街メルボルンはやっぱりアフタヌーンティーやコーヒーのカフェなどで有名です。また魔女の宅急便のモデルになったのではないかとも言われています。南半球最大とも言われるクイーンビクトリアマーケットなども有名です。
3、ヴィクトリア の滝
アフリカのジンバブエにあるメチャクチャ巨大な滝です。ヨーロッパ人の中ではイギリス人の探検家デビット・リビングストンが1番最初に発見し、当時の女王のヴィクトリアの名前を付けました。
並の探検家なら「デビットの滝」と普通は付けちゃいます。世界遺産にも登録されており、登録名は「ヴィクトリアフォールズ」と「モーシ・オワ・トーニャ」という名前で登録されてます。意味は現地の言葉で「雷鳴のする水煙」です。もうマジックザギャザリング感がすごいです。きっと青緑8マナソーサリーです。
因みに所在地の街の名前はリビングストン市なので、イギリスの探検家の名前から取られたのではないかと思います。
4、ヴィクトリア湖
ビクトリアの滝ほど知られてないけれど、これまたすごいのがヴィクトリアレイクです。何と面積が68,800km2あります。九州が36,753km2なので、九州より巨大な湖って恐ろしすぎます。
アフリカのケニア、ウガンダ、タンザニアに位置し、イギリス人の探検家ジョン・ハニング・スピークによってヴィクトリア湖と名付けられました。
並の探検家なら、ジョン・ハニング・スピーク湖と普通は名付けちゃいます。
5、ビクトリア・ハーバー
香港島と九龍半島の間にあり、香港の市街地に位置する「ビクトリア・ハーバー」は、船舶の交通量が世界で最も多い港としても知られています。
この名前はイギリスが香港を植民地にした時の女王がビクトリアであったことに由来します。ちなみにかの有名な「香港の100万ドルの夜景」を眺める時に登る山は、「ビクトリア・ピーク」または「太平山」と呼ばれてます。ヴィクトリアって大勝軒くらい多いです。
(ビクトリア・ピークから眺めるビクトリア・ハーバー)
この中に、ビクトリア・バーバーとかいう名前の床屋もきっとあるはず。
終わりに
まだまだ探せば世界にあるヴィクトリア、因みにビクトリアズ・シークレットはアメリカのブランドです。
ではまた次回!