「リーゼント」「ダックテイル」「ポンパドール」とは何か?髪型の意味と由来。
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今日はメンズの髪型の意味や由来を解説します。
リーゼントヘアーの「トサカ」の部分の名前や、海外での呼び方を紹介します。
リーゼントのトサカの部分は何と呼ぶのか?
不良とかロックスターがよくやる髪型の「リーゼントヘアー」
あの前髪をかき上げた「トサカ」の部分をリーゼントと呼ぶのは間違いです。正確にはあの「トサカ」の部分は、「ポンパドール」と呼びます。
何故ポンパドールと呼ぶのか?
「ポンパドール」はフランス由来の言葉です。
ルイ15世の愛人にポンパドールという人がいました。その人の髪が盛り上がっていたのでそう呼ばれるようになりました。
アメリカではリーゼントヘアーではなく、「ダックテイルヘアースタイル」と呼ぶ。
因みにアメリカでは、日本で「リーゼントヘアー」呼ばれている髪型のことを「ダックテイルヘアースタイル」と呼びます。
これは髪の毛が、「アヒルのおしり」みたいになっていることからこう呼ばれています。
アメリカのダックテイルヘアースタイル↓
アヒルのおしり
ポンパドールヘアーとも呼ばれる
アメリカでは、リーゼントのことを「ダックテイルヘアー」とも呼びますと言いましたが、「ポンパドールヘアー」と呼ぶこともあります。
ポンパドールヘアーと言うと、意味がより広くなります。
「リーゼントヘアーみたいな激しい感じのもの」もあるし、髪型はもっこりしているけど、サイドが短いので「何か漫画の不良がやるあのリーゼントヘアーでとは違うな」みたいなものまであります。
こんな感じです↓
(ポンパドールヘアー達)
ベッカムのアンニュイな感じもポンパドールヘアーだし、エルビスプレスリーのハードっぽい感じの髪型をロカビリーポンパドールとか言ったりもします。
イギリスでは、ポンパドールとかダックテイルではなくQuiff(クイッフ)と呼ぶ。
さらにややこしいのが、
イギリスでは、アメリカでポンパドールと呼ぶ部分を「Quiff」と呼びます。
Quiffの意味は、「男性の額の上になで上げた髪、または髪型」の意味で、リーゼントヘアーのことをダックテイルヘアースタイルと呼ばずに、単にQuiffだったりQuiff hair styleと呼ぶことが多いです。ロカビリークイッフとも呼びます。
海外では、リーゼントと呼ぶのは一般的ではない
つまり何が言いたいかと言うと、「海外ではリーゼントヘアーと呼ぶのは一般的ではない」と言うことです。
「ダックテイル」とか「ポンパドール」と呼ぶため、基本的には通じないことが多いです。
なので海外で「リーゼント」と言って、もし通じなかったら「ダックテイルヘアー」や「ポンパドールヘアー」と言ってみましょう!
以上「リーゼント」「ダックテイル」「ポンパドール」の意味や由来の解説はおわりです。
ではまた次回!
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