サルも木からブログ

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【疑問】学歴って結局何なんだよっ!バカヤロー!

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「何で勉強しないといけないの?」
と子供の頃に大人に聞くと、「いい大学に入るためだよ。」と言われた。

 

 

「何でいい大学に入るの?」と聞くと「いい会社に入るためだよ。いい大学に入らないといい会社には入れないんだよ。」と言われた。

 

 

「何で良い会社に入るの?」と聞くと「いい人生を送るためだよ。」と言われた。きっとこういう風に言われて育ってきた人は多いと思う。自分もその内の1人だった。だから学生時代は結構頑張って勉強していた。内申点を上げるために部活をやったり宿題したり、部活が終わったら塾に行って、晩ご飯は塾で1人で食べていた。もしかすると学生時代が人生で一番忙しかったんじゃないかと思うくらいに。

 

 

けれど、きっとこれは真っ赤なウソだ。赤ずきんちゃんが狼に「何でお婆さんのお耳は大きいの?」と聞いて「それはお前の声をよく聞くためだよ。」ってくらいの嘘だ。今の時代はいい大学に入っても必ずいい会社に入れるとは限らないもの。

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TVとかに出てくる高学歴ニートという人達が、「僕はこんなに高学歴なのに、いい会社に入れないのはおかしい。」と言うと、世間の人は「こいつは社会をなめているな。」と言うけれど、その気持ちは少し分からなくもないよ。きっとその人達は純粋に大人に言われたことを頑張ってきた赤ずきんちゃんなんだと思う。言われた通り全身全霊で勉強を頑張っていい大学に入ったのに、就職試験に失敗したら少しは文句も言いたくなるよ。

 

 

でもだからと言って、「勉強なんか意味ないよ」とか言うつもりも別にない。こんな時代に対してのカウンターカルチャーかもね。学歴なんて意味ないから「自分のスキルとか人脈を広げよう!」学歴がなくても稼げる方法はこちらです!的なやつも信用できない。もちろん合ってる部分もあるだろうけど、そんなことを言う怪しいやつは所詮狼が虎かライオンに変わったに過ぎない。もしそんなやつに食べられでもしたら、きっと君を助けてくれる猟師は現れないよ。

 

 

僕の友達が「結局のところ学歴とはサイコロの数なんだと思う。」と言った。「桃太郎電鉄のサイコロさ、学歴があればきっと特急カードみたいにサイコロの数が1個か2個増えるかもしれない。けれど、必ずいい目が出るとは限らない。」「もちろんサイコロが少なくても良い目が出るやつはいる、人生はサイコロを投げてみないとわからないのさ。

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その友達は、結構いい大学でいい学部だったけれど、就職がなかなか決まらなかった。他の友達がどんどん決まっていって、自分だけが決まらずにいた。焦ったり腐ったりしても本当は良いのに、そう言い放った言葉を僕は結構気にいっている。

 

 

「学歴とは所詮サイコロの数に過ぎない」ちょっとだけ学歴に期待もしてるし、期待し過ぎてないのが面白い。この言葉には希望と悲哀が含まれている。映画フォレストガンプの「人生とはチョコレートの箱のようなもの」のような希望や、初代ガンダムの「悲しいけどこれ戦争なのよね」のような悲哀だ。だって就職活動は1年戦争だから。

 

 

それから僕はその友人のことを就職が決まるまでスレッガー中尉と呼んでいた。彼は何かと戦っていたから。

 

 

もしこれから就職活動をする人がこの記事を見ているとしたら、一言、僕から言います。「頑張り過ぎずに頑張れよ。」「狼に喰われるんじゃねぇぞ。」二言、言いました。

 

 

おわりっ!

 

 

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