もうオードリー・ヘップバーンにはなれない。
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残念ですが
あなたはもうオードリー・ヘップバーンにはなれません。
顔とかそういう問題ではありません。
なぜかというと、イタリアのローマで
オードリー・ヘップバーンの真似をして階段でジェラートを食べることが禁止されたからです。
2019年の7月5日から、スペイン広場にある大階段に座ることや飲食することが禁止され、違反するとそれぞれ250ユーロと400ユーロの罰金が科せられます。(日本円で約3万円と5万円)
ですから、あの名作「ローマの休日」でオードリーが演じたアン王女の様に階段でジェラートを食べることはできなくなってしまいました。
因みに、階段でポッケに手を入れながら女性に告白するのはあなたの自由です。
ローマの休日でジェラートを食べるシーンのトリビア
オードリーは何味のジェラートを食べているのでしょうか?
白黒で分かりづらいのですが、1番初めにジェラートが映る場面のジェラートの色が白いのでバニラかストロベリーを食べているのではないかと言われています。
しかし、カットが変わると若干茶色っぽくも見えるので、チョコレートの可能性もあると言われていて、定かではありません。(因みにオードリーの出生地はチョコレートで有名なベルギーです。)つまり謎なのです。
また、このシーンで有名なのは背景にある時計の時間がカメラの向きが変わると突然3時間くらい進むというものです。
映画のシーンでは5分位の場面なのですが、撮影に時間がかかったのでしょう。なのでジェラートはバニラとチョコレートを両方食べているのかもしれないです。
そういうお茶目なところも良いですね。(うんうん)
「どこのお店のジェラートか?」
オードリーと同じ店で食べたいでしょう?
オードリーの食べたジェラートのお店はパラッツォデルフレッド ジョバンニファッシ(Palazzo del Freddo Giovanni Fassi)であると言われているそうです。(提供したってことかな?)
映画内ではお店に入るシーンがあったかどうか忘れてしまいました、、、
確か道端で買ってたような、、(分かる人いたら教えて下さい。)
私はローマに行った時、上記の店には行かずに、近くにあるジェラート屋で購入しましたがとても美味しかったです。けれど次回機会があれば行ってみたいです。スペイン広場からは徒歩約35分の場所にあります。
昔と今のローマの写真を比較する。
2年前に実際にローマに旅行した時の写真をお見せします。規制される前の階段の写真がこちらです。
人がめちゃくちゃいました!それほど皆んなに愛されているということでしょう。
こちらが現在の写真
人が少なくなってます。座ったりすると係の人が来ます。
(注意)格闘家に試合を申し込まれているのではありません。
座ることや飲食は禁止ですが、通過したり写真をとることは現在も可能です。
ローマに行ったらやるべきこと
スペイン階段での飲食は禁止されたので、他にローマでやるべきことを探しましょう!
それは、カルボナーラを食べることです。カルボナーラはローマ発祥の料理です。
ローマ市内にはカルボナーラの安くて美味しいお店がたくさんあります。
東京だと1500円から2000円以上するんじゃないかというお美味しいパスタが7〜10ユーロで食べることができました。店ごとに味付けがガラリと変わるので複数店舗に行っても全然飽きませんでした。
ラ・カルボナーラ(La Carbonara)というお店がカルボナーラの発祥のお店でスペイン広場からも歩いて行ける割と近い場所にあるのでオススメです。(徒歩20分くらい)
僕はローマで髪を切ってフォレスト・ガンプみたいな髪型にされました。
(あの野郎、絶対にゆるさねぇ!)
最後にローマの休日のあらすじ解説
最後にローマの休日のあらすじを解説します。
少しだけネタバレします。
「ストーリー」
オードリー演じる、ある国の王女アンはヨーロッパを数カ国表敬訪問していました。
それまで王女としての任務を全うしていましたが、最後の滞在先であったローマで「多忙なスケジュール」と「自由がないこと」に不満を持ち警備されていた滞在先のホテルから一人抜け出します。
1人で街を抜け出した後、1人のアメリカ人男性ジョー・ブラトレーと出会い、彼に街を案内されることになります。そこで王女は街でショッピングをしたり、美容院で髪を切ったり、スペイン広場でジェラートを食べたり、真実の口を見にいったりします。
いつもは味わえない自由な生活を満喫している彼女ですが。実はこのアメリカ人男性ジョー・ブラットレーはアン王女の正体を知っているのでした。
さてこの後、どうなることやら。
ここまでがあらすじです
どうですか?観てみたくなりましたか? 不朽の名作だと思うので良かったら観てみて下さい。
きっとあなたもローマに行ってジェラートとカルボナーラが食べたくなるはずです。
ではまた次回!